松濤園
呉市
スポット
下蒲刈町は、古くから瀬戸内海の海上交通の要衝として栄えてきた町で、豊かな自然と日本古来の風習を生かした全島庭園化事業(ガーデンアイランド構想)が推進されています。
その一環として整備された「松濤園」は、松を主樹としたみどり豊かな落ち着きと潤いのある庭園です。
館内には朝鮮通信使の歴史を紹介する「御馳走一番館」、古伊万里の名品を展示した「陶磁器館」、世界中の灯火器コレクションを楽しめる「あかりの館」、江戸時代に下蒲刈島にあった御番所(現在の警察署や消防署の役割を担う)を復元した「蒲刈島御番所」があり、下蒲刈の歴史と文化を紹介しています。
また、2017(平成29)年10月には、日韓両国の『朝鮮通信使』に関する資料が『朝鮮通信使に関する記録‐17世紀~19世紀の日韓間の平和構築と文化交流の歴史』としてユネスコ記憶遺産に登録されることが決まりました。
松濤園の資料としては、朝鮮通信使の大船団が瀬戸内海を航海する様子が描かれている「朝鮮人来朝覚備前御馳走船行烈図(ちょうせんじんらいちょうおぼえびぜんごちそうせんぎょうれつず)」が登録されています。
住所 | 広島県呉市下蒲刈町下島2277-3 |
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電話番号 | 0823-65-2900 |
営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
定休日 | 毎週火曜日(祝日の場合は翌日) |
URL | http://www.shimokamagari.jp/index.html |